IIJmio(格安SIM)ユーザーが海外で現地SIMを使う場合の注意点と設定方法

IIJmio、LINEモバイル、楽天モバイル等、日本で格安SIMを使っている人が海外旅行をする際、旅行先の現地SIMを差し替えて使う場合に、少し設定が必要になる場合があります(差し替えてすぐに使えないことがあります)。

私は日本で格安SIMの「IIJmio」をSIMフリーの iPhone で利用していますが、イギリス旅行をした際に現地の SIM(「EE」という現地キャリアのもの)に差し替えてもすぐに利用できず、旅行初日にホテルでスマホと小一時間にらめっこ…という不毛な体験をしました。その教訓から学んだ設定手順を書き残しておきます。

ポイントとしては、格安SIMの設定ファイルである「構成プロファイル/APN(Access Point Name)」を削除しておく、というのが肝です。具体的には以下に書きます。続きを読む →

谷峨駅へSuica/PASMOで来てしまった場合の対処法(大野山登山での失敗談)

写真:JR谷峨駅のTOICA端末

先日、大野山への登山でJR御殿場線 谷峨駅を利用しましたが、Suica で来てしまったため駅で退場できないという失敗を犯しました(TOICAは対応しています)。対処法は、車掌さんに谷峨駅で降りた証明書をもらい、後でJRの有人窓口に行って精算する、ということになります。

同じ失敗をしていると思しき方を何人か見かけましたので、記事化しておきます。続きを読む →

QRコードの画像はFacebook/Instagram広告で使えない

タイトルで結論を書いていますが、Facebook/Instagram広告では、QRコードの画像を広告素材としては使えません(Facebook社サポートに問い合わせて確認)。

根拠は広告ポリシー「18. 存在しない機能」

根拠となるのは、Facebookの広告ポリシー「18. 存在しない機能」ということでした。

広告ポリシー「18. 存在しない機能」

上記ページでは以下のように定義されています。

ポリシー

広告に、存在しない機能を描写した画像を含めてはいけません。

画像:QRコードの例
QRコードの例

例としては以下があげられており、QRコードはこちらに該当する、とのことでした。

再生ボタン、お知らせの印、チェックボックスなど、広告の画像に描写されているが存在しない機能

上図のような再生ボタンはクリックしたくなる見せ方なので、やってしまう人はいるかもしれませんね。

本件は、クライアントから「QRコードを投稿したい」というご要望があり、それがFacebookおよびInstagramの投稿で広告設定する予定のものだったため、事前にFacebook社に問い合わせました。

内心、QRコードを広告素材として使うのはNGだろう…と推測していましたが、はっきりとNGとの回答を得ました。

なかなかないケースかもしれませんが、気になる方はこの世のどこかにいらっしゃるかもしれませんので、書き残しておきます。

さくらサーバーでWordPress 5.0の事前テストを行う方法(ステージングサーバーSnapupを利用)

本記事でできること

  • さくらサーバーでテスト環境(ステージングサーバー)をつくり、WordPress 5.xのアップデートで何が起こるか?を事前にチェックできる。
  • 事前にチェックして問題なければ、そのまま本番サイトに反映できる。
  • 本番サイトに反映後、もし問題に気づいたら元に戻すことができる。

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さくらサーバーでWordPress高速化サーバーへ乗り換える手順(2018年4月17日以前の契約ユーザーが対象)

さくらのレンタルサーバーではWordPress高速化の対応がとられていますが(従来比で最大16倍の高速化)、2018年4月17日以前に契約したユーザーは高速化されていません。2018年4月17日以前からさくらのレンタルサーバーを契約されている方は、さくらのレンタルサーバーを新たに契約し、サイトの引っ越し(移行)を行うことで、WordPressの高速化ができます(幸い優待クーポンが提供されています)。

今回は従来のさくらのレンタルサーバーから、高速化されたサーバーへの移行方法をまとめます。

ちなみにWordPressの移行には、「データベースの移行」という、慣れない方にはややとっつきにくい作業が伴いますが、今回はさくらのレンタルサーバーで標準搭載された「Snapup」というバックアップ&ステージング環境の機能を使い、データベースを直接触らずに移行する方法を使います。続きを読む →

コッツウォルズ観光 バス&鉄道 一日乗車券の購入方法(鉄道駅)Cotswolds Discoverer One Day Pass

写真:鉄道駅で購入したCotswolds Discoverer One Day Pass

イギリス コッツウォルズ地方を夫婦で観光してきました。

コッツウォルズは公共交通機関が限られているため、ツアーで観光するのが楽でしょう。一方、行きたい場所に行けなかったり、時間が合わなかったりするので、私たちは公共交通機関(鉄道/電車とバス)を使って観光を組み立ててみました。続きを読む →

納品時などにリストにあるファイルのみ抽出する方法Mac版

数千〜数万ページ単位のwebサイトリニューアルに縁があるふもぱん先生(他称)です。

大量のファイル群から、ファイルリスト(テキストファイル)に記載したファイルのみを抜き出す方法をまとめました。webサイトの全量ファイル等から、必要な納品ファイルのみ抜き出すときなどに有用です。

抽出イメージ

図表 ファイル抽出のイメージ
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さくらのレンタルサーバーを追加契約して複数のサーバーを持つ方法

さくらインターネットのレンタルサーバーを既に利用しているが、さくらインターネットで新しいサーバーをもう1台用意したい…というケースが仕事でありました。調べてみると意外に手順の情報が出てこないため、以下に書き留めておきます。

背景

ちなみに私が上記の対応を必要としたは以下のような背景からでした。

  • クライアントが既にさくらインターネットのレンタルサーバーを契約していた。
  • サーバー上には既にクライアントのサイト(WordPress)があり、稼働中だった。
  • サイトリニューアルの依頼があり、既存のサーバー上に新サイトを構築しようとした。
  • サーバーのPHPのバージョンが古く、アップグレードしたいが既存サイトへの影響が未知だった。
  • 既存のサーバーは温存し、別のサーバーに構築したい、ということになった。

もう少し付け加えると、クライアントは独自ドメインもさくらインターネットで契約し、既存のサーバーに設定していました。そのドメインは、新規契約するサーバーの方にも切り替えて設定できるのか? といった疑問もありましたが、これは「設定可能」でした。続きを読む →

クイーンズタウンおすすめ観光「乗馬」体験記

2017年1月、ニュージーランドはクイーンズタウンというところへ1週間ほど旅行に行きました。長いようで短い1週間ですので、観光(アクティビティー)を毎日のように詰め込んだわけですが、その中でもよかったのが「乗馬」です。未経験でも大丈夫でしたし、馬の背の高さから360°の絶景を楽しめるのはいい体験でした。歩きでは行きにくい場所に行けますし、馬さまが歩いてくれるので長い距離でも疲れないのはありがたいですね(終わってみるとちょっとした試練はありましたが。謎)。続きを読む →

戦争映画が苦手な人にも観てほしい『この世界の片隅に』

映画『この世界の片隅に』を観ました。

戦争をテーマとした内容ですが、戦争映画にありがちな悲惨な光景を描くというより、のどかな日常を切り口としたところに新しさを感じる映画でした。過激な戦闘シーンやグロテスクな描写が苦手な人でも観られますので、その点で戦争映画を敬遠している人には観て欲しい一作です。

私が本作に興味を持ったきっかけは、ラジオで社会学者の宮台真司氏が「これを超えるアニメ映画はない」と絶賛していたことと、広島県呉市という舞台設定でした(私の父方および母方の祖父母が同時代に関わりを持っていた土地)。

正直に言うと、すごい感動した! という感想はありません。私がこの映画に言及したいと思うのは、つきなみながら、戦争というものへの関心を失ったり、遠ざけたりしてしまってはいけないという気持ちからです。

戦争のときは何気ない日常を求め、平和なときは戦争のような非日常を求める…今の日本はどちらかと言えば後者の方向へ向かう風潮があるのではないでしょうか。歴史は繰り返します。

30代の私はギリギリ祖父母から戦争の話を聞いていますが、日常的に耳にするほどではありませんでした。今や私の祖父母はみな他界しており、直接聞く機会はもはやありません。よほど意識的に情報を取りに行かなければ、戦争の現実を知ったり、想像したりすることもないのです。

私は父方の祖父が海軍の軍人家系でしたので、この映画の広島県呉市(軍港があった土地)は、まさに祖父がいた土地です。呉はかつて父と訪れ、軍人名簿のようなものを見せていただいたことがあります。祖父が最後に踏んだ日本の地である横須賀も家族で何度か訪れました。

祖父は30代そこそこで戦死し、今や私の方が長生きをしています。その事実と、過去に訪れた呉や横須賀の記憶から太平洋戦争当時の話には長らく興味を持ち続けています。思えば、これは両親から受けた教育のひとつだったのでしょう。

映画館は平日の昼頃だったこともあると思いますが、若者というよりはお年を召した方が多かった印象です。隣には冒頭の予告編が終わるギリギリまでよくしゃべっている20代くらいのカップルがいましたが、終わった後は静かに去っていきました。心のなかでどんな感想を抱いていたのか、気になります。

自分の次の世代となれば、いよいよ戦争についてリアリティを持って語れる人は皆無の時代となるでしょう。自分から動けば別ですが、身近に見聞きすることは困難です。戦争をまた経験しないよう、戦争の現実を知り続けようとする主体性や想像力がますます求められるだけに、駄文ながらこの映画を紹介しました。