Twitterのスレッド投稿を無料で投稿予約できるツール「OneUp」

Twitterは公式でツイートを日時指定して投稿予約できますが、複数のツイートをつなげたスレッド形式(ツリー形式)の場合は投稿予約ができません(2022年7月現在)。海外製ではありますが、「OneUp」というwebサービスを利用すれば、無料でスレッド形式の予約投稿が可能です。

実際の予約画面は上図の通り。

無料プランでできること(制約)

気になる無料プランの制約は以下です。

  • 1度に予約できるスレッド投稿は6件まで
  • 1ツイートにつなげられるスレッドは3ツイートまで(2021年11月頃は制限がなかったのですが、2022年1月現在は3ツイートまでになってしまいました…)
  • 画像は1ツイートに1つまで
  • 動画は追加不可(画像=静止画は追加可能)

この条件の範囲内で使えるなら、有用なサービスと言えるでしょう。ちなみにクレジットカードの登録も不要です。

私は、仕事で週1回、5件ほどのスレッド投稿を予約する程度なので、無料プランで十分まかなえています。予約した投稿が実際にツイートされれば、その分空きができますので、また次の予約を設定できます。

制限数以上予約したい、動画も付けたいという場合は、月額$9からある有料プランを利用すれば可能です。

日本で開発されている有料ツールの中にはスレッド形式の予約投稿機能を提供しているものがありますが、単にスレッドの予約投稿をするためだけにかけるコストとしては、ちょっとお高めなものがほとんどです。そこまでコストはかけられないけれど、スレッドの投稿予約はしたいという方は「OneUp」がおすすめです。

手順として難しいことはなく、ただサービスにサインアップすればOKです。敢えて説明する必要はないかもしれませんが、以下に手順とスレッド投稿の予約方法を紹介します(画面イメージは記事作成時のものですので、多少変わっているかもしれません)。

OneUpにサインアップ(会員登録)

まずは OneUp にアクセスします。

「CREATE YOUR FREE ACCOUNT」をクリック。

続いて、Name、E-Mail Address、Password を入力し、「私はロボットではありません」にチェックを入れたら、「Register」ボタンをクリック。

続いて「FREE」プランの「Start Now」をクリック。

続いて「Next Connect a social account」をクリック。

Twitterのアイコンがついている「Connect」をクリック。

Twitterにログインしていない場合は、Twitterのログイン画面が開きます。スレッドの投稿予約を利用したいアカウントでログインしているかを念のため確認し、「連携アプリを承認」ボタンをクリックします。

「Account(s) connected!」と表示されたら、「OneUp」とTwitterアカウントとの連携が無事完了します。「OK」をクリックします。以上で「OneUp」の設定が完了しました。

スレッド投稿の予約方法

続いて、スレッド投稿を予約してみましょう。

画面右上の「Create a post」の右にある「▼」にカーソルを合わせると複数のメニューが表示されますので、「Schedule Twitter Threads」をクリックします。

先ほど連携したTwitterアカウントが表示されますので、アイコンをクリックします。

するとツイートの入力エリアができますので、こちらに予約したいツイートを入力します。左下の「+」ボタンをクリックすると、スレッドとしてつなげたいツイートの入力エリアを増やすことができます。

上図のようなスレッドをつなげることができました。

画像も本家Twitter同様、1ツイートあたり4つまで追加できます。2022年1月現在、1ツイートあたり1つまでの制限がついてしまいました。回転や切り抜き、明るさやコントラストの調整といった付加機能もついています。Alt(代替テキスト)も設定できます。
少し残念なのは、画像は1つずつ追加する必要がある点でしょうか。
また、動画はFREE(無料)プランでは追加できません。動画も追加したい場合は有料プランを利用する必要があります。

ツイート内容を一通り入力したら、右下の「Schedule options」をクリック。

予約したい日時を設定して、「Schedule」をクリックすれば、スレッド投稿の予約が完了します。

予約したツイートは「Queue」という画面に表示されます。「Show/Edit this thread」をクリックすれば、予約したスレッド投稿の内容確認や再編集も可能です。

上図が予約済みツイートの編集画面です。画像は「×」アイコンで削除でき、「Edit Tweet」をクリックすれば、各ツイートを編集できます。

「OneUp」のサインアップからスレッド投稿の予約方法は以上です。

無料プランの制限と有料プランの例

冒頭に書いた通り、無料プランで1度に予約できるのは6件までで、1ツイートにつなげられるツイートは3ツイートまで、画像は1ツイート1点まで、動画の追加できません。これらの制約がネックになってしまう場合は、有料プランに登録する必要があります。記事執筆時点では、以下のようなプランがあります。

  • スタータープラン(1度に150件予約可能):月額$18(年間契約なら月額$9)
  • 中級プラン(1度に500件予約可能):月額$30(年間契約なら月額$24)

その他には、1度に2000件、4000件、無制限などの上級プランもありますが、そこまでヘビーに使う方は、既に別の有料サービスを利用されているかもしれませんね…。

細かいことを言うと、「Buffer」などの類似サービスにあるようなChrome拡張機能を利用した投稿機能も無料プランにはありません(有料プランでは利用できます)。

少しヘビーに使うなら、有料プランで一番安いスタータープラン(1度に150件予約可能):月額$18(年間契約だと月額$9)でしょうか。

参考になりましたら幸いです。

関連リンク)

OneUp: Schedule your social media posts