みなさんのお陰でかれこれフリーランス歴3年目のふもぱん先生(他称)です。
フリーランスという働き方は、「仕事が続くのか?」という不安がつきまとう形態の働き方かもしれません。私は営業活動を特にしていないため、今は大丈夫だけどこの先いきなり仕事がなくなったりしないだろうか…徐々に仕事が減って干からびてしまわないだろうか…と、ふと遠い目をすることがあります。
前回は「フリーランスで仕事を得る3つのポイント」について書きましたが、今回は何とか仕事を始めて食いつなぎ、そこから仕事を増やしていくためのヒントを書いてみます。
仕事の流入経路から、仕事の源泉の特徴を探る
これはトレーナーとしてお手伝いしているデジタルハリウッドの仕事仲間から聞いた話が元ネタなのですが、
「仕事の流入経路を分析する」
というものです。
これをやってみると、意外な共通点が見つかることがあります。
例えば私の場合、「学びの場」で知り合った人からお仕事を紹介されることが多い、という特徴が明らかになりました。具体的には、勉強会で知り合った人、(僭越ながら)自分が教える立場で知り合った人、大学時代の友人や先輩後輩です。
この事実を応用すれば、私の場合「学びの場」へ積極的に参加する、またはその関連の人との接点を掘り起こすことで、仕事を拡大していけるのではないか? という仮説が立てられます。
即効性が期待できる仮説ではないかもしれませんが、自身の実績に基づくものですので、指針としては期待できそうです。
仕事の源泉の探し方
分析手順としては簡単で、
- これまでの仕事を洗い出す
- その仕事の依頼者や紹介者の名前を書く
- その依頼者、紹介者とはどこで出会ったかを書く
以上です。
そこで何か共通点がないか探してみましょう。いつ、どこで、どうやって知り合ったのか? 紹介してくれた人は誰か? …など。何らかの傾向や、キーマンが明らかになるかもしれません。
ちなみに、この分析についてお話をしてくれた仕事仲間は、「アルコールのある場から仕事がやってくる」でした。笑
普段からよく呑んでいるようで、バーで見ず知らずの人と知り合いになり、外人さんから仕事をもらったこともあるそう(しかもなかなかよいお仕事だったそう)。仕事が減ってきたな〜と思ったら、酒を呑みに行けばいいわけですね(?)。
今回はフリーランスという前提で書きましたが、会社の取引相手に置き換えてもできるのではないかと考えています。
未来の仕事へのアプローチにもなる?
今回のお話は受注実績から原因を探るというアプローチですが、もしかすると未来から逆算するアプローチもありかもしれません。
「こんな仕事をしたい」
「◯◯さんと仕事をしたい」
「◯◯会社と仕事をしたい」
そんな希望的仕事を妄想し、洗い出すことで、それらの仕事をするには、どこへ行けばいいのか? どんな人に会えばいいのか? 共通する何かが自ずと見えてくるかもしれませんね。
仕事の流れの分析と設計は計画的に。