かつてはセミナーのレポートを書くのも仕事だったふもぱん先生(他称)です。
書籍『現場のプロが教えるHTML+CSSコーディングの最新常識』発売記念イベントがある、というお誘いをいただいて渋谷はヒカリエ、株式会社ディー・エヌ・エー様のおしゃれな社食 Sakura Cafe に行って参りました。
前職で経営層向けにセミナー参加の報告を度々しており、そのノリでまとめだすと眠れなくなってしまいます。ひとまず、ピンポイントにメモ的記録です。
お品書きとしては、
- HTML+CSSコーディングを取り巻く環境の変化(大竹孔明さん)
- Webデザイナーに求められるHTML+CSSスキルセット(中江 亮さん)
- 実践! 構造化マークアップ(小川裕之さん)
の3本立て。
それぞれ25分という短い時間でしたので、ダイジェスト的な内容ではありました。率直に言って、つまり本を買えばよいのです。買いなさい。そして読みなさい。
強いて言うなら、「あ、そう言えば気になっていた。」というのが3番目の「実践! 構造化マークアップ」にある、「構造化マークアップ」というもの。
こちらは3年ほど前に、サイバーエージェントさんで行われた連続セミナーに参加した際に知り、気になっていたのでした。今さらながら、そのことを思い出したのです。
ざっくりまとめると、検索エンジンがWebページ内の情報を正確に理解できるように工夫する、というものです。一般的に言うSEO対策の中でも、少し踏み込んだ内容と言えるかもしれません。
何がよいのか? ざっくりまとめると、検索エンジンがWebページの内容を正確に理解できるようになり、場合によっては検索エンジンが特別扱いしてくれるようになる(かもしれない)工夫です。
今回のセミナーの資料ではありませんが、検索してみると以下スライドがありました。このスライドによると、ネットショップのクリック率が約5%改善したとのこと。
大手企業のサイトならともかく、個人サイトでやっているところは少ないんでは? と思い、少し調べてみましたが、かのイケダハヤトさんのサイトはなんと導入していました。さすがです。世界的にかなり売れている WordPress のテーマを調べてみると、普通に記述がありました。さすがです。
仕事上提案するとなると、また考えるべき点がいろいろ出てきてしまいますが、個人サイトでいずれテストしてみたい内容です。
学習と実験は計画的に。