外で打合せがない日は、家で仕事をする機会が多い今日この頃。
家にいると家事をすることも多いので、その際に耳学問をするようにしています。まだ使っている人はいるのだろうか? とちょっと疑問なのですが、Podcast を聴いています。
昨年の後半から聴き始めたのは『小阪裕司の、商売の極意と人間の科学』というビジネス系のもの。小阪裕司さんは、本の師匠にすすめていただいた『自分らしく稼ぐ。』という著書を読んでいたこともあり、知っていました(同書はいい本ですが、現在は古書でしか入手できないようです)。
選ばれ続けるための「軸」が重要になる
今日は昼食の焼きそばをつくりながら、この Podcast の年末&年始の番組を2つ続けて聴きました。
- 第8回 小阪的・2014年を漢字一文字にすると
- 第9回 小阪的・2015年を漢字一文字にすると
結論は、
- 2014年は「選」
- 2015年は「軸」
ということでした。
2014年の「選」は、世の中の物事がよく選別されるようになった、吟味して選ばれるようになった、とのこと。2014年は消費増税がありましたが、「これは自分にとって必要だろうか?」そんなことをよく考えてモノやサービスを買う消費者が増えた年ではないか、と。
2015年の「軸」は、先ほどの「選」とリンクしています。モノやサービスを提供し、選ばれる立場の人は、ぶれない軸のようなものが一層求められる、とのこと。2014年の「選」がより厳しくなっていくと考えられています。
軸をつくるには「絶対的な思考量」が必要
吟味する人から、いかに選んでもらえる「軸」をつくるか? これには「絶対的な思考量」が必要とのこと。
「ここまで考えられているなんてすごい。」
そんな感動を呼ぶくらい考えられているか? それが大事ということですね。
自分たちは何のために存在しているのか? 誰のどんな役に立てるのか? どこを磨いていけば、どんな人や会社に選ばれるようになるのか? 深い問いを自分に課していくことが必要です。
小阪さんのアドバイスとしては、この「軸」を定めてから動こうとするのではなく、常に問い続けること、お客様からの反応をよく知ることが大事、とお話されていました。
どれだけ考えて軸をつくっても、それが正しいかどうかは行動で検証するしかありませんし、世の中は変化し続けています。ある程度考えたら、行動と見直しを繰り返していくことが必要なのでしょうね。
この「軸」は、昨年仕事量が増える中でずっと課題と感じていた一文字。
フリーランスとなり、最初のうちは可能性を狭めずに、まずはいろいろな仕事を受けてみようと考えていました。間もなく丸2年がたち、これから3年目をむかえるにあたっては、この「軸」が課題です。自分が提供できる価値に集中するため、何を磨き、何を捨てるか、よく考えねばなりません。
みなさんにとっての軸は何でしょうか?
自分軸の見直しは計画的に。
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