PHP 5.4から5.6のアップデートでWordPressへの影響は見られず

お客さまのサーバーで PHP のアップデートがある、ということで WordPress への影響を少し心配していたふもぱん先生(他称)です。

昨年、ノーマルなサイトをWordPress化した案件がありました。今回、そちらのサーバーで PHP のアップデート( PHP 5.4 から PHP5.6.17 )があるということで、念のため事前に調査を実施。ですが、何か影響が出るという事例は見つけられませんでした。英語で「 WordPress 4.0 では問題なかったよ」という情報が1つ見つかった程度。

WordPress 4.3.1ではPHPのバージョンアップによる影響なし

結論としては、「影響なし」だったのですが、私のように気になる人が世界のどこかで検索されるかもしれませんので、ここに記します。

PHPのバージョンアップ:PHP 5.4 → PHP5.6.17
WordPressのバージョン:WordPress 4.3.1
※WordPressは4.4.1が最新でしたが、諸般の事情によりまだアップデートしていない状態

以上、ですが、あまりにも簡潔なブログなので、少しつぶやきを。

WordPressはメンテナンスコストがかかる

ここ2〜3年くらいは、本当に WordPress の案件が多く、お客さまからも「 WordPress でお願いします」と言われることが珍しくありません。

コストを重視すると、たしかに WordPress は優秀です。が、その後のアップデートの対応などを考えると、大きなサイトほど慎重さを要すなぁ、と思う今日このごろです。

実際、古いバージョンの WordPress で「乗っ取り」を受けているサイトも過去にありました。WordPress は世界的に利用されているため、同時に悪い人たちにも狙われやすいのです。バージョンアップを放置しすぎると、最新版とのギャップが大きくなりすぎて、安易にバージョンアップできません。事前にテストサーバーを用意して検証してみる、などの対応が必要です。

また、WordPress 本体はそう簡単に消滅しないはずですが、WordPress 内で使うプラグインは個人が開発しているものも珍しくありません。それらのサポートなりアップデートが突然なくなる、ということは多々あります。プラグインを多用するようなサイトは、先々のことも考えて選定する必要がありますね。

サイトの将来設計も計画的に。

参考情報
WordPress and PHP 5.6(英語)

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One fell asleep, and woke up nearly buried Photo – Visual Hunt