時間がない(らしい)人のための「20%ルール」部活動化

会社員時代、20%ルールを実践してみたら仕事が120%になって挫折したふもぱん先生(他称)です。

勤務時間中、1日のうち20%は好きなことをしてよいという「20%ルール」。Google の事例でご存知の方も多いかと思います。同社の新サービスはこの20%ルールからよく生まれている、なんていう話がありますね。

勤務時間は100%会社に捧げるべし! という暗黙の了解があるようなないような、そんな環境にいると「なんて素敵な制度か」と感じますね。ただ、冒頭で出落ちしている通り、実際はそう容易ではありません。

私はフリーランスになってから、会社員時代よりも時間のコントロールがしやすくなりました。それでも意外にできないものです。人間不思議なもので、暇なら暇で、その暇を無為につぶしていきます。どこかで自分に甘えが出るのでしょうね(私だけでしょうか…)。

普段はありがたいことに時間が足りないと感じるくらい、お仕事はいただくことができておりますが、それゆえにこの20%ルールの実践も難しいものになっています。

人様から求められるのは非常にありがたいことですし、それに応えねばとがんばります。ただ、気づくと自分自身の内なる求めに応えず、放置していることもあるのではないでしょうか。自分が幸せにならないと、人は幸せにできないんですとか言ってみたいところです。

先日もフリーランス仲間のEさんとそんな傷を舐めあっていた(?)わけですが、その際、「週1で部活やる?」というアイデアが出ました。

週に1度、時間と場所を決めて落ちあい、お互い好きなことをする時間をつくるのです。内容は自由。ただただ、自分の内から湧いてくる「これやりたい(内発的同機)」を実行します。この時間は現世から離れ、仕事のことも忘れます。

「精神と時の部屋部(せいしんとときのへやぶ)」

と名づけました。仮称です。

そういうわけで、昨日さっそく実行にうつしたわけですが、なかなかよかったのです。具体的には以下のようなポイントです。

  • 場所を変えることで、気が散らない。
  • 時間を決めてやるので、自由ながらも集中できる。
  • 何やってたの? といった会話で、お互いにリアクションがもらえる。
  • お互いの目があるので、やらざるをえない(やりたいことだからよいのです)。

一人で実践していると、なかなか続かないものですが、人とやると続きそうです。まだ始めたばかりですが、「来週もやろう」ということになりました。

もし仕事に追われているフリーランスの方は、仲間とこういったかたちで「部活」をしてみるのもいいかもしれません。会社員の方も、定時後などに時間を決めて仲間とできるとよさそうですね。

この部活は続けてみて、また何か気づきがあれば書きます。

20%ルールは計画的に。

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