小さな趣味で生活に厚みを

昨日の教訓もあり、今日は意識的に休憩をとりつつ仕事を。

休憩と言うと、珈琲をドリップしていれるのが定番です。

珈琲ユニット「 KAFE TRIO 」の活動をしていると、先生役の MASTER から定期的に自家焙煎の珈琲豆をいただくし、思わぬ方からも「珈琲お好きなんですよね?」と、不意に珈琲豆をいただくこともあります。実家からも定期的に…。ありがたいことです。

「 KAFE TRIO 」のコンセプトとして、

せわしない日常の中、珈琲を丁寧に淹れることで自分をリセットする。

ということを念頭に置いています。

ふと気づくと、まさに今の自分に必要なものじゃないか、と我に返ります。

コンセプトを体現する意味では、別に珈琲でなくても、紅茶でも日本茶でもよいのですが、珈琲は豆からいれると少々工程が多いので、それがよいのです。

豆をミルに入れて挽き、ドリッパーにセットして、お湯を静かに注いでいく。

少しずつ抽出される珈琲の音と香りが、あわただしかった自分の心を沈めてくれるように感じられます。

日々いれていると、豆の種類や焙煎からの時間の経過、豆の量、挽き具合、お湯の温度など、さまざまな要素で味が変わることがわかります。「今日はこんな感じか。」と、毎日の表情が少しずつ異なるのもおもしろさのひとつ。経験すればするほど、わかることが増えるのもいいですね。

わずか5〜10分前後の営みですが、仕事からほどよい距離をおいて楽しめる趣味です。

私はたまたま珈琲ですが、紅茶や日本茶でも類似のことはできます。休憩をとりつつ、「小さな世界の大きな広がり」を発見してみるのはいかがでしょうか。

ささいなことにちょっとこだわりをもってみると、生活にちょっとずつ、厚みが増していくのを感じられるかもしれません。

小さな趣味も計画的に。

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